1788年 呉有性著 劉敞校 『温疫論』

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史料名 呉有性著 劉敞校 『温疫論』
元号 天明8
西暦 1788
内容 呉有性(1582 ?-1652 ?)は明の医学者です。1641年に山東、浙江、江蘇、河北に疫病が流行した際、医師の多くは傷寒(腸チフスなど高熱を伴う急性疾患)の治療法で対処しましたが効果がありませんでした。 本書は、温疫の原因、初期段階、諸症への変化、治療法などが詳しく論説されています。呉は、その疫病が温疫(流行性の熱病)であり、異気(雑気、戻気とも言う)が原因で、口や鼻から感染し、傷寒とは初めは異なるが後は同様で、承気湯類(じょうきとうるい)に津液(しんえき)を補う薬物を調合すること、進行程度の診断には舌診が有用であることなどを指摘しました。以後温病派が形成され、傷寒派との論争が始まりました。本書は和刻本(日本で木版本として出版)です。
形態 2冊 ; 26cm
区分 図書
図録ページ

近代医学黎明デジタルアーカイブ
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