内容 |
貝原益軒(かいばら えきけん 1630-1714)は、筑前国(ちくぜんのくに)(福岡県)福岡藩の祐筆(ゆうひつ 書記)貝原寛斎(かんさい 1597-1666)の四男として城内で生まれました。名は篤信、号は損軒(そんけん)、晩年に益軒と改めました。
藩命によって京都に遊学し、朱子学や本草学を学び、松永尺五(まつなが せきご 1592-1657)、山崎闇斎(やまざき あんさい 1619-1682)、木下順庵(きのした じゅんあん 1621-1699)、向井元升(むかい げんしょう 1609-1677)らと交友を深めました。
本書は、和漢の事跡と体験に基づき、心身の健康と長寿を保つため、生活する上で心得ておくべきことを具体的に平易に説いた教訓書です。
養生訓 / 貝原篤信編録.[京都] : 永田調兵衛 , [1713] |