患者さんへ | 腎臓病研究の概要

概要

私たちの研究室では、基礎的な研究だけでなく、患者さんの臨床情報をもとにした様々な病気の見通しや治療方法を研究する「臨床研究」を行っています。これは、腎臓病にかかった患者さんの臨床経過、治療内容などのデータを集めて解析し、腎臓病を発症する要因や経過を予測する要因などに関する知見を集積していく「観察研究」と、新規治療や検査方法の確立を目指した「介入研究」に分かれます。
名古屋大学は中部地区の腎臓病診療の拠点であり、多くの関連施設と連携しながら数多くの研究を行っています。また、日本腎臓学会による全国規模の研究であるJ-KDR、J-RBRに参加して医療の進歩に貢献しています。

研究成果の透明性の確保

昨今、日本の臨床研究において、さまざまな不正が明らかになりました。これまで法的な規制、ガイドラインなどが希薄であったことが原因とされています。私たちは、臨床研究が停滞することで患者さんに結果的に不利益になってしまうこのような現状に対して危機感を抱きました。研究を行う際に生じる資金をめぐる利益相反を公表し、製薬企業などがデータ解析や論文作成などに一切かかわらないような仕組みをとっています。

また、研究が終了してからも不正がないかを確認するために、採取された試料や収集した診療情報を外部に流出しないように厳重に管理しつつ、一定期間保管することになっています。

個人情報の保護

個人情報については厳密な管理を行っています。各医療機関において収集する医療データは、個人情報(個人を特定できるような氏名、生年月日、住所、連絡先、医療機関IDなど)と医療情報を切り離し、匿名化した形で管理します。医療情報と個人情報の対応がつく形で匿名化を行っています(連結可能匿名化)。また、研究に際して書面による同意をいただいた場合にも、個人の情報が含まれるため、厳重に保管いたします。

具体的な研究課題

以下のような研究課題に取り組んでいます。

観察研究

1.名古屋大学腎臓病総合レジストリー(N-KDR:Nagoya-Kidney Disease Registry) Ver. 18 H27年3月19日改訂 <NEW>
2.血液透析による血液浄化機序も定性・定量解析
3.臨床応用をめざした脂肪由来体性幹細胞の研究
4.慢性腎不全患者・慢性腎臓病患者における免疫機能不全に関与する遺伝子多型と死亡率およびその危険因子の解明  英文名称:NISE study (Nagoya Immunity System in the End-stage renal disease study)
5.心臓病と慢性腎臓病(CKD)患者における、心機能、心線維化、心肥大、および、冠動脈病変を反映する血中代謝産物の検討
6.抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎・急速進行性糸球体腎炎の寛解導入治療の現状とその有効性と安全性に関する観察研究
7.抗好中球細胞質抗体関連血管炎関連遺伝子に関する研究
8.慢性腎臓病(CKD)における保存期から透析導入期にかけての管理状況と透析導入後の予後との関連に関する観察研究
9.IgA腎症の治療法と予後との関連に関する後方視的な多施設大規模研究
10.名古屋大学腎臓病遺伝子解析レジストリー <NEW>
11.慢性腎臓病患者における遺伝子制御因子、遺伝因子、環境因子の相互作用の検討 <NEW>
12.慢性腎臓病患者におけるカフレス血圧計の精度検証および有用性評価 <NEW>
13.名古屋大学附属病院腎臓内科外来受診患者における慢性腎臓重症度分類と心血管合併症の実態調査 <NEW>
14.企業におけるテーラーメイド健康管理の実現を目指した従業員の健康状態に関する実態調査研究 <NEW>
15.遺伝子診断による生活習慣病のリスク評価 <NEW>
16.次世代型健康診断と保健指導法の開発のための実態調査 (CREATOR) <NEW>
17.日本人外来受診患者における慢性腎臓病の実態調査 <NEW>
18.包括的腎代替療法レジストリー研究(RRTR) <NEW>
19.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明と新たな診断法の開発
20.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明(腹膜組織を用いた検討)
21.腹膜透析患者の合併症とその対策に関する臨床調査研究
22.腹膜透析に関する多施設共同症例登録システムの構築と前向きコホート研究
23.腹膜透析患者の残存腎機能に与える造影剤の影響(Effects of contrast medium for residual renal function in peritoneal dialysis patients.)
24.腹膜透析患者の腹膜機能劣化における腹膜中皮細胞の役割の検討
25.腹膜透析患者における、腹膜炎発生と腹膜炎予後に関わる因子、残腎機能への影響に関する研究  <NEW>

介入研究

1.高LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者に対するアトルバスタチンの腎行動に与える影響
2.ダルベポエチンアルファによる非糖尿病性腎疾患患者の透析導入延長効果に関する検討
3.第3期慢性腎臓病を伴う高尿酸血症患者を対象としたフェブキゾスタット製剤の腎機能低下抑制効果に関する多施設共同、プラセボ対照、二重盲検ランダム化並行群間比較試験(FEATHER) <NEW>
4.保存期慢性腎臓病患者を対象とした臨床研究・ダルベポエチン アルファ製剤低反応に関する検討(BRIGHTEN) <NEW>
5.糖尿病性腎症を合併した高尿酸血症患者におけるトピロキソスタットの尿アルブミン低下作用の検討(ETUDE) <NEW>

研究課題 詳細

【 観察研究 】

1.名古屋大学腎臓病総合レジストリー(N-KDR:Nagoya-Kidney Disease Registry)

<目的>
腎疾患および関連疾患(腎不全に至る可能性のある疾患群:糖尿病(境界型を含む)、高血圧症、膠原病・リウマチ性疾患、膠原病類似疾患、動脈硬化性疾患)の前向きコホート(観察研究)を構築し、新たな診断法を開発することを目的としています。
<研究対象者>
本研究の対象疾患は腎臓病および腎臓病を引き起こす可能性をもつ症例(糖尿病、リウマチ性疾患、膠原病、膠原病類似疾患、高血圧症、動脈硬化性疾患)の方です。また、血清、尿検査の対照として健常人(上記疾患を有しない者)の方も研究対象となります。同意が取得されない方については除外します。
<研究内容>
主に腎臓病の診断のために行う腎生検を施行する際に、同意の得られた患者さんから血液と尿を腎生検検体とともに主治医が名古屋大学腎臓内科に提出します。この時に採取されるのは10ml程度の血液と尿であり、原則として通常の採血や検尿とともに採取されるため、苦痛を伴うことはほとんどありません。

 採取された血液や尿に関して、測定される項目の詳細はこちら

また、名古屋大学腎臓内科は、日本腎臓学会、日本小児腎臓病学会、日本透析学会、日本臨床腎移植学会と連携して以下の臨床研究を行っています。

<連絡先>
名古屋大学大学院医学系研究科 病態内科学講座 腎臓内科学
 丸山 彰一
TEL:052-744-2192
FAX:052-744-2209

2.血液透析による血液浄化機序の定性・定量解析

<目的>
血液透析中の血液浄化プロセスを物質ベースで定性・定量的に明らかにすることで、血液透析技術の高度化に資する基礎データを得ることを目的とします。
<研究対象者>
原則として20歳以上の本試験のInformed Consent(同意)が得られた末期腎不全透析患者および健常人(明らかな腎障害の無い方)の方を対象とします。

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3.臨床応用をめざした脂肪由来体性幹細胞の研究

<目的>
脂肪由来細胞の性質を検討し、脂肪提供者の情報とあわせて解析することで再生医療実現のための基礎的情報を得ることを目的とする。
<研究対象者>
腹腔鏡下もしくは開腹による手術を受ける患者、シャント作成する患者、皮下脂肪吸引術を受ける患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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4.慢性腎不全患者・慢性腎臓病患者における免疫機能不全に関与する遺伝子多型と死亡率およびその危険因子の解明 英文名称:NISE study (Nagoya Immunity System in the End-stage renal disease study)

<目的>
慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
<研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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5.心臓病と慢性腎臓病(CKD)患者における、心機能、心線維化、心肥大、および、冠動脈病変を反映する血中代謝産物の検討

<目的>
心臓病とCKD患者の治療方針決定、予後改善やQOL向上に大きく貢献するための重要情報の収集を行うことを目的とします。
<研究対象者>
心臓病(虚血性心疾患、弁膜症、心筋症などの後天性心疾患)患者とCKD患者(腎炎、糖尿病性腎症、腎硬化症など、CKD分類でstage 1以上の患者)の方で、同意が得られた方を対象とします。

6.抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎・急速進行性糸球体腎炎の寛解導入治療の現状とその有効性と安全性に関する観察研究

<目的>
ANCA関連血管炎のバイオマーカー探索のための研究を実施し、臨床データと組み合わせて解析することを目的とします。
<研究対象者>
本研究参加施設で新たに診断されたANCA関連血管炎に対して、副腎皮質ステロイド、免疫抑制薬、生物学的製剤による免疫抑制療法を受ける患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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7.抗好中球細胞質抗体関連血管炎関連遺伝子に関する研究

<目的>
ANCA関連血管炎の病因・病態研究を促進することを目的としますする。
<研究対象者>
ANCA関連血管炎の診断を受けている患者の方で、同意が得られた方に加え、対照者として、連結不可能匿名化された健常人の方を対象とします。

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8.慢性腎臓病(CKD)における保存期から透析導入期にかけての管理状況と透析導入後の予後との関連に関する観察研究実施計画書

<目的>
維持透析期における予後に与える影響を前向きに調査することを目的とします。
<研究対象者>
透析導入された慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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9.IgA腎症の治療法と予後との関連に関する後方視的な多施設大規模研究

<目的>
全国の共同研究施設と協力して、合計1000例以上のIgA腎症を登録して、IgA腎症の種々な治療法とその有効性および副作用の出現頻度に関する調査研究を目的とします。
研究対象者>
2002年より2004年までの3年間に共同研究施設において、初回の腎生検によりIgA腎症と診断された18歳以上の方

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10.名古屋大学腎臓病遺伝子解析レジストリー

<目的>
腎臓病のなかには、明らかな家族性をもって発症してくる遺伝性腎疾患でなくても、その発症・進展には環境因子とともに遺伝的背景の関与が想定されています。そこで、この研究では遺伝子と遺伝子発現の解析を行い、真の危険因子を探っていくことを目的とします。
研究対象者>
名古屋大学医学部付属病院腎臓内科とその関連病院に通院中の患者さんです。この研究は腎臓病患者を対象にしたものですが、比較検討のため健康な方も対照者として、参加していただきます。

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11.慢性腎臓病患者における遺伝子制御因子、遺伝因子、環境因子の相互作用の検討

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果が将来のさまざまな疾患の危険性を慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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12.慢性腎臓病患者におけるカフレス血圧計の精度検証および有用性評価

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果が将来のさまざまな疾患の危険性を慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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13.名古屋大学附属病院腎臓内科外来受診患者における慢性腎臓重症度分類と心血管合併症の実態調査

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果が将来のさまざまな疾患の危険性を慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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14.企業におけるテーラーメイド健康管理の実現を目指した従業員の健康状態に関する実態調査研究

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果や疾患を発症する前の生活習慣、環境因子が慢性腎臓病やメタボリック症候群をはじめとするさまざまな疾患の発症を予測し、テーラーメイド健康管理を実現することを目的とします。
研究対象者>
名古屋大学と共同研究を行っているトヨタ自動車において健康診断を受診した方が対象です。

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15.遺伝子診断による生活習慣病のリスク評価

<目的>
働く世代において遺伝的体質と生活習慣や環境因子から慢性腎臓病やメタボリック症候群をはじめとする生活習慣病の発症を予測し、予防医療を推進することを目的とします。
研究対象者>
名古屋大学と共同研究を行っているトヨタ自動車において健康診断を受診し、遺伝研究に同意が得られた方を対象とします。

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16.次世代型健康診断と保健指導法の開発のための実態調査 (CREATOR)

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果や疾患を発症する前の生活習慣、環境因子が慢性腎臓病やメタボリック症候群をはじめとするさまざまな疾患の発症を予測し、効果的な保健指導システムの開発を目的とします。
研究対象者>
名古屋大学と共同研究を行っている株式会社東芝の健康診断受診者ならびに退職者(約13万人)を対象とします。

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17.日本人外来受診患者における慢性腎臓病の実態調査

<目的>
当地域における慢性腎臓病患者の実態を把握することを目的とします。さらに、診療上必要に応じて採取された検体を用いて、新規バイオマーカー(病気の存在や進行度によって変動する血液中や尿中の物質)やそれらの臨床的意義の探索を行います。
研究対象者>
名古屋大学医学部付属病院腎臓内科および、共同研究施設の外来に通院している腎疾患患者さん(高血圧、糖尿病、膠原病など腎臓病の危険因子を持つ患者さんを含む)を対象に調査します。

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18.包括的腎代替療法レジストリー研究(RRTR)

<目的>
血液透析、腹膜透析、腎移植を合わせて腎代替療法といい、こうした治療が必要な患者さんは腎臓に病気を抱えていない患者さんに比較して生命予後が劣り、合併症が多いことが知られています。こうした患者さんの予後や生活の質を改善する因子を探ることがこの研究の目的です。
研究対象者>
2001年1月1日から医療法人かもめクリニック関連施設、および医療法人偕行会グループ関連施設において、維持透析や腹膜透析を受けている、もしくは過去に受けていた患者さんで、その当時20歳以上であった患者さんを調査対象とします。

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19.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明と新たな診断法の開発

<目的>
長期腹膜透析の問題点である腹膜機能障害・腹膜線維症・被嚢性腹膜硬化症(EPS)発症のメカニズムを解明し、早期診断予防法の研究を行うことを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

20.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明(腹膜組織を用いた検討)

<目的>
長期腹膜透析の問題点である腹膜機能障害・腹膜線維症・被嚢性腹膜硬化症(EPS)発症のメカニズムの解明を行うことを目的とします。
<研究対象者>
診療上の必要に応じて、被嚢性腹膜硬化症(EPS)のため腸閉塞症状が認められ開腹手術・腸管癒着剥離術が施行される症例、腹膜線維症・硬化症・腹膜機能低下のためカテーテル抜去の必要性があり開腹手術に至る症例の方で、同意が得られた方を対象とします。

21.腹膜透析患者の合併症とその対策に関する臨床調査研究

<目的>
腹膜透析患者の現況・合併症を調査し、現在の腹膜透析療法の問題点の検討を行うことを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

22.腹膜透析に関する多施設共同症例登録システムの構築と前向きコホート研究

<目的>
本研究では、腹膜透析を受けている方の検査データなどを定期的に調査して登録するシステムを確立することを目的としています。また、糖尿病をお持ちの方や、高齢で腹膜透析を受けている方の残存腎機能を維持するのに関係した因子を明らかにし、より良い腹膜透析医療を患者さんに提供することを目的としま
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

23.腹膜透析患者の残存腎機能に与える造影剤の影響(Effects of contrast medium for residual renal function in peritoneal dialysis patients.)

<目的>
腹膜透析患者において、ヨード造影剤が残存腎機能に影響を与えるか、影響を与える場合に危険因子を明らかにすることを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

24.腹膜透析患者の腹膜機能劣化における腹膜中皮細胞の役割の検討

<目的>
腹膜透析による腹膜劣化と、補体活性系及び補体制御機構の関連を解明することを目的とします。
<研究対象者>
手術目的で大網の合併切除が必要となる患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

研究課題 詳細

【 介入研究 】

1.高LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者に対するアトルバスタチンの腎行動に与える影響

<目的>
アトルバスタチンが糸球体濾過量(GFR)や腎血漿流量(RPF)を増加させるかを検討することを目的とします。
研究対象者>
高LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者で、同意が得られた方を対象とします。

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2.ダルベポエチンアルファによる非糖尿病性腎疾患患者の透析導入延長効果に関する検討(PREDICT)

<目的>
腎性貧血を有する糖尿病を合併しない保存期腎不全患者に対してダルベポエチンアルファにて積極的に貧血を治療することで腎保護作用が認められるか検討することを目的とします。
研究対象者>
腎性貧血を有する糖尿病を合併しない保存期腎不全患者で、同意が得られた方を対象とします。

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3.第3期慢性腎臓病を伴う高尿酸血症患者を対象としたフェブキゾスタット製剤の腎機能低下抑制効果に関する多施設共同、プラセボ対照、二重盲検ランダム化並行群間比較試験 (FEATHER)

<目的>
アトルバスタチンが糸球体濾過量(GFR)や腎血漿流量(RPF)を増加させるかを検討することを目的とします。
研究対象者>
高LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者で、同意が得られた方を対象とします。

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4.保存期慢性腎臓病患者を対象とした臨床研究-ダルベポエチン アルファ製剤低反応に関する検討(BRIGHTEN)

<目的>
慢性腎臓病の進行に伴って貧血を来すことが知られており、造血刺激因子製剤による治療を行います。この研究は、「ダルベポエチン・アルファ製剤」が効きにくい患者さんの実態や関連する要因を調べることを目的とします。
研究対象者>
透析を行っていない慢性腎臓病が対象です。また、研究開始前に造血刺激因子製剤を使用しておらず、ダルベポエチン アルファ製剤による治療を開始する予定の方で、腎性貧血に関連する検査の値(eGFRやHb濃度)が研究の基準を満たす、満20歳以上の方で、本研究に参加することを同意した方を対象としています。

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5.糖尿病性腎症を合併した高尿酸血症患者におけるトピロキソスタットの尿アルブミン低下作用の検討(ETUDE)

<目的>
高尿酸血症を合併した糖尿病性腎症の患者さんで、尿酸降下薬であるトピロキソスタットが腎保護作用を持っているかを検証することを目的とします。。
研究対象者>
高尿酸血症を持つ糖尿病性腎症で尿蛋白が0.3 g以上,3.5 g未満,かつ推定糸球体ろ過量が20 mL/min/1.73m2以上の方で、研究に同意が得られた方を対象とします。

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