患者さんへ | 腎臓病研究の概要

概要

名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座腎臓内科のホームページをご覧の患者様へ

名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座腎臓内科では診療、教育、研究を通じて社会に貢献します。こちらでは主に研究概要につき紹介いたします。診療についてはこちらをご覧ください。

私たちの研究室では、基礎的な研究だけでなく、患者さんの臨床情報をもとにした様々な病気の見通しや治療方法を研究する「臨床研究」を行っています。これは、腎臓病にかかった患者さんの臨床経過、治療内容などのデータを集めて解析し、腎臓病を発症する要因や経過を予測する要因などに関する知見を集積していく「観察研究」と、新規治療や検査方法の確立を目指した「介入研究」に分かれます。
名古屋大学は中部地区の腎臓病診療の拠点であり、多くの関連施設と連携しながら数多くの研究を行っています。また、日本腎臓学会による全国規模の研究であるJ-KDR、J-RBRに参加して医療の進歩に貢献しています。

研究成果の透明性の確保

昨今、日本の臨床研究において研究の透明性、正当性を確保することがますます重要視されるようになってきました。私達は法的な規制やガイドラインを順守し、研究を行う際に生じる資金をめぐる利益相反を公表し、製薬企業などがデータ解析や論文作成などに一切かかわらないような仕組みをとっています。また、研究が終了してからも不正がないかを確認するために、採取された試料や収集した診療情報を外部に流出しないように厳重に管理しつつ、一定期間保管することになっています。正しい手続きの上で研究を行い、その成果を患者さんに還元できるよう努力を続けています。

個人情報の保護

私達は、研究に参加いただく患者さんの個人情報を厳密に管理しています。各医療機関において収集する医療データは、個人情報(個人を特定できるような氏名、生年月日、住所、連絡先、医療機関IDなど)と医療情報に切り離し、匿名化した形で管理します。医療情報と個人情報の対応表は各医療機関で管理します。(連結可能匿名化)。また、研究に際して書面による同意をいただいた場合にも、個人の情報が含まれるため、各医療機関で厳重に保管いたします。研究者は匿名化された医療情報のみを扱うことで患者さんのプライバシーを守ります。

具体的な研究課題

以下のような研究課題に取り組んでいます。

観察研究

1.名古屋腎臓病研究コンソーシアム(NNRC: Nagoya Nephrology Research Consortium)
2.名古屋大学腎臓病総合レジストリー(N-KDR:Nagoya-Kidney Disease Registry)
3.臨床応用をめざした脂肪由来体性幹細胞の研究
4.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明と新たな診断法の開発
5.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明(腹膜組織を用いた検討)
6.腹膜透析患者の合併症とその対策に関する臨床調査研究
7.慢性腎不全患者・慢性腎臓病患者における免疫機能不全に関与する遺伝子多型と死亡率およびその危険因子の解明  英文名称:NISE study (Nagoya Immunity System in the End-stage renal disease study)
8.慢性腎臓病の疫学研究
9.集中治療室(ICU)入室患者における急性腎障害(AKI)の発生率、死亡率の集計およびAKIと肺障害との相関に関する後ろ向き研究
10.腹膜透析に関する多施設共同症例登録システムの構築と前向きコホート研究
11.遺伝子診断による生活習慣病のリスク評価
12.名古屋大学腎臓病遺伝子解析レジストリー
13.腹膜透析患者の残存腎機能に与える造影剤の影響(Effects of contrast medium for residual renal function in peritoneal dialysis patients.)
14.心臓病と慢性腎臓病(CKD)患者における、心機能、心線維化、心肥大、および、冠動脈病変を反映する血中代謝産物の検討
15. 腹膜透析患者の腹膜機能劣化における腹膜中皮細胞の役割の検討
16. 腎癌における自己抗体と免疫療法についての基礎的研究
17.慢性腎臓病患者における遺伝子制御因子、遺伝因子、環境因子の相互作用の検討
18. ネフローゼ症候群の後ろ向きコホート研究
19.慢性腎臓病患者におけるカフレス血圧計の精度検証および有用性評価
20.名古屋大学附属病院腎臓内科外来受診患者における慢性腎臓重症度分類と心血管合併症の実態調査
21. 糖尿病性腎症ならびに腎硬化症の予後規定因子の臨床病理学的評価
22. 腹膜透析患者における、腹膜炎発生と腹膜炎予後に関わる因子、残腎機能への影響に関する研究
23.企業におけるテーラーメイド健康管理の実現を目指した従業員の健康状態に関する実態調査研究
24.次世代型健康診断と保健指導法の開発のための実態調査 (CREATOR)
25.日本人外来受診患者における慢性腎臓病の実態調査
26.薬物治療と腎機能に関する研究
27.包括的腎代替療法レジストリー研究(RRTR)
28.急性腎障害を診断する尿中ミッドカインに関する検討
29.名古屋地区における透析ブラッドアクセスの成績調査
30.非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の診断・全国調査研究
31.我が国における慢性腎臓病(Chronic kidney disease:CKD)患者に関する臨床効果情報の包括的データベースの構築に関する研究
32.IgA腎症における病理組織分類(Oxford分類)を用いた予後予測モデルの構築
33.IgG4関連腎臓病の長期臨床経過の検討
34.健康ナビゲータによる糖尿病型からの脱却・行動変容ステージの改善に関する研究
35.IgA腎症患者における、口蓋扁桃、および末梢血リンパ球を用いた免疫応答解明に関する基礎的研究
36.健康ナビゲーターによる行動変容ステージの改善に関する研究
37.慢性腎臓病の透析導入期における管理状況と透析導入後の予後との関連に関する多施設共同観察研究

介入研究

1.糖尿病性腎症を合併した高尿酸血症患者におけるトピロキソスタットの尿アルブミン低下作用の検討(ETUDE)
2.高LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者に対するアトルバスタチンの腎行動に与える影響
3.腹膜透析患者における、新規腹膜潅流用紫外線照射器の腹膜炎発生予防効果に関する研究
4.LDLアフェレシス療法の重度尿蛋白を伴う糖尿病性腎症に対する多施設臨床試験

研究課題 詳細

【 観察研究 】

1.名古屋腎臓病研究コンソーシアム(NNRC Nagoya Nephrology Research Consortium

<目的>
腎臓病の原因を解明し新しい診断法や治療法を開発するためには、その基盤となる疾患登録が必要です。本研究では、腎疾患および関連疾患を広く登録することを目的とします。この研究により患者登録がすすむと、腎臓病診療の発展に役立つことが期待されます。。
<研究対象者>
名古屋大学医学部附属病院、関連病院(下記表)において、腎臓病および腎臓病に関連した以下の疾患と診断された患者様を対象とします。また健康な方も対照者として研究にご参加いただけます。
<研究内容>
研究期間は倫理委員会承認後5年間としています。

予定症例数は年間1000例(患者様970例、対照者30例)と設定しています。

採取された血液や尿に関して、測定される項目の詳細、個人情報の扱いについてはこちら

NNRC

日本腎臓学会レジストリー

日本腎臓学会では日本全体の腎臓病患者さんを登録する研究を行っています(J-KDR/J-RBR)。この研究で登録された情報は匿名化され、J-KDR/J-RBRおよびその二次研究にも登録されます。また、名古屋大学では、新規診断法の開発を目的とした探索的研究(N-KDR)を行っています。この研究で登録された情報および検体(尿、血液、組織検体)はN-KDR研究に使用させていただきます。

登録された検体の一部や腎生検標本は、匿名化した上で他の研究機関に送付されることがあります。

<連絡先>
名古屋大学大学院医学系研究科 病態内科学講座 腎臓内科学
丸山 彰一
TEL:052-744-2192
FAX:052-744-2209

 

2.名古屋大学腎臓病総合レジストリー(N-KDR:Nagoya-Kidney Disease Registry)

<目的>
腎疾患および関連疾患(腎不全に至る可能性のある疾患群:糖尿病(境界型を含む)、高血圧症、膠原病・リウマチ性疾患、膠原病類似疾患、動脈硬化性疾患)の前向きコホート(観察研究)を構築し、新たな診断法を開発することを目的としています。
<研究対象者>
本研究の対象疾患は腎臓病および腎臓病を引き起こす可能性をもつ症例(糖尿病、リウマチ性疾患、膠原病、膠原病類似疾患、高血圧症、動脈硬化性疾患)の方です。また、血清、尿検査の対照として健常人(上記疾患を有しない者)の方も研究対象となります。同意が取得されない方については除外します。
<研究内容>
主に腎臓病の診断のために行う腎生検を施行する際に、同意の得られた患者さんから血液と尿を腎生検検体とともに主治医が名古屋大学腎臓内科に提出します。この時に採取されるのは10ml程度の血液と尿であり、原則として通常の採血や検尿とともに採取されるため、苦痛を伴うことはほとんどありません。

採取された血液や尿に関して、測定される項目の詳細はこちら

また、名古屋大学腎臓内科は、日本腎臓学会、日本小児腎臓病学会、日本透析学会、日本臨床腎移植学会と連携して以下の臨床研究を行っています。

<連絡先>
名古屋大学大学院医学系研究科 病態内科学講座 腎臓内科学
丸山 彰一
TEL:052-744-2192
FAX:052-744-2209

3.臨床応用をめざした脂肪由来細胞の研究

<目的>
脂肪由来細胞の性質を検討し、脂肪提供者の情報とあわせて解析することで再生医療実現のための基礎的情報を得ることを目的とする。
<研究対象者>
腹腔鏡下もしくは開腹による手術を受ける患者、シャント作成する患者、皮下脂肪吸引術を受ける患者の方で、同意が得られた方を対象とします。
す。

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4.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明と新たな診断法の開発

<目的>
長期腹膜透析の問題点である腹膜機能障害・腹膜線維症・被嚢性腹膜硬化症(EPS)発症のメカニズムを解明し、早期診断予防法の研究を行うことを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

5.腹膜透析における腹膜硬化症・腹膜線維症の病因の解明(腹膜組織を用いた検討)

<目的>
長期腹膜透析の問題点である腹膜機能障害・腹膜線維症・被嚢性腹膜硬化症(EPS)発症のメカニズムの解明を行うことを目的とします。
<研究対象者>
対象とする患者様は、腹膜透析治療中の慢性腎不全患者様です。

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6.腹膜透析患者の合併症とその対策に関する臨床調査研究

<目的>
腹膜透析患者の現況・合併症を調査し、現在の腹膜透析療法の問題点の検討を行うことを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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7.慢性腎不全患者・慢性腎臓病患者における免疫機能不全に関与する遺伝子多型と死亡率およびその危険因子の解明 英文名称:NISE study (Nagoya Immunity System in the End-stage renal disease study)

この研究は、研究の意義、必要性を同じくする研究『慢性腎臓病患者における遺伝子制御因子、遺伝因子、環境因子の相互作用の検討』へ、引き継がれています。

8.慢性腎臓病の疫学研究

<目的>
本研究では既存の健診結果より愛知県内のCKD患者数を推計し、居住する市町村、糖尿病、高血圧、心疾患、腎疾患などの治療中の疾患の有無、血圧やHbA1cなどCKD患者背景を明らかにすることを目的とする。
<研究対象者>
本研究に協力する愛知県内健診機関において平成18年度から21年度に健康診断を受けた患者約80万人を対象とします。

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9.集中治療室(ICU)入室患者における急性腎障害(AKI)の発生率、死亡率の集計およびAKIと肺障害との相関に関する後ろ向き研究

10.腹膜透析に関する多施設共同症例登録システムの構築と前向きコホート研究

<目的>
本研究では、腹膜透析を受けている方の検査データなどを定期的に調査して登録するシステムを確立することを目的としています。また、糖尿病をお持ちの方や、高齢で腹膜透析を受けている方の残存腎機能を維持するのに関係した因子を明らかにし、より良い腹膜透析医療を患者さんに提供することを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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11.遺伝子診断による生活習慣病のリスク評価

<目的>
働く世代において遺伝的体質と生活習慣や環境因子から慢性腎臓病やメタボリック症候群をはじめとする生活習慣病の発症を予測し、予防医療を推進することを目的とします。
<研究対象者>
名古屋大学と共同研究を行っているトヨタ自動車において健康診断を受診し、遺伝研究に同意が得られた方を対象とします。

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12.名古屋大学腎臓病遺伝子解析レジストリー

<目的>
腎臓病のなかには、明らかな家族性をもって発症してくる遺伝性腎疾患でなくても、その発症・進展には環境因子とともに遺伝的背景の関与が想定されています。そこで、この研究では遺伝子と遺伝子発現の解析を行い、真の危険因子を探っていくことを目的とします。
研究対象者>
名古屋大学医学部付属病院腎臓内科とその関連病院に通院中の患者さんです。この研究は腎臓病患者を対象にしたものですが、比較検討のため健康な方も対照者として、参加していただきます。

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13.腹膜透析患者の残存腎機能に与える造影剤の影響(Effects of contrast medium for residual renal function in peritoneal dialysis patients.)

<目的>
腹膜透析患者において、ヨード造影剤が残存腎機能に影響を与えるか、影響を与える場合に危険因子を明らかにすることを目的とします。
<研究対象者>
腹膜透析治療中の慢性腎不全患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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14.心臓病と慢性腎臓病(CKD)患者における、心機能、心線維化、心肥大、および、冠動脈病変を反映する血中代謝産物の検討

<目的>
心臓病とCKD患者の治療方針決定、予後改善やQOL向上に大きく貢献するための重要情報の収集を行うことを目的とします。
<研究対象者>
心臓病(虚血性心疾患、弁膜症、心筋症などの後天性心疾患)患者とCKD患者(腎炎、糖尿病性腎症、腎硬化症など、CKD分類でstage 1以上の患者)の方で、同意が得られた方を対象とします。

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15.腹膜透析患者の腹膜機能劣化における腹膜中皮細胞の役割の検討

<目的>
腹膜透析による腹膜劣化と、補体活性系及び補体制御機構の関連を解明することを目的とします。
<研究対象者>
手術目的で大網の合併切除が必要となる患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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16.腎癌における自己抗体と免疫療法についての基礎的研究

<目的>
この研究では、腎癌特異的抗原を特定し、腎癌の免疫療法を確立する為の基礎的研究を行うものです。
<研究対象者>
当院で摘出手術を受ける腎細胞癌の患者様、対象年齢は20歳以上の成人。

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17.慢性腎臓病患者における遺伝子制御因子、遺伝因子、環境因子の相互作用の検討

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果が将来のさまざまな疾患の危険性を慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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18.ネフローゼ症候群の後ろ向きコホート研究

<目的>
2011年に日本人腎臓学会よりネフローゼ症候群診療指針が発表されました。その統一された基準にしたがって患者様の治療成績を検討し、今後の治療指針の改訂に役立てるのが本研究の目的です。
研究対象者>
名古屋大学医学部附属病院、関連病院ならびに共同研究機関において、ネフローゼ症候群と診断された全症例を対象とします。

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19.慢性腎臓病患者におけるカフレス血圧計の精度検証および有用性評価

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果が将来のさまざまな疾患の危険性を慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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20.名古屋大学附属病院腎臓内科外来受診患者における慢性腎臓重症度分類と心血管合併症の実態調査

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果が将来のさまざまな疾患の危険性を慢性腎不全患者の若年死亡を減らす治療戦略の開発を行うことを目的とします。
研究対象者>
慢性腎不全にて血液浄化療法を導入する患者ならびに慢性腎臓病患者の方で、同意が得られた方を対象とします。

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21.糖尿病性腎症ならびに腎硬化症の予後規定因子の臨床病理学的評価

<目的>
本研究では種々の臨床背景をもつ患者に対して,臨床上必要と判断され施行された腎生検および各種検査結果を用いて,糖尿病性腎症および腎硬化症の進展機序の解明と予後の解析を行います。
研究対象者>
承認日までに腎生検を施行された症例,および承認後に新たに腎生検を施行する症例の両者を対象とします。

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22.腹膜透析患者における、腹膜炎発生と腹膜炎予後に関わる因子、残腎機能への影響に関する研究

<目的>
本研究は、PDの合併症として重要な腹膜炎について、腹膜炎の発生と予後、腹膜炎が腹膜に与える影響を調べることを目的とします。
研究対象者>
2005年2月以降に名大病院に通院していた腹膜透析患者様の中で、下記の臨床研究への参加に同意され検体採取を行った方を対象とします。

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23.企業におけるテーラーメイド健康管理の実現を目指した従業員の健康状態に関する実態調査研究

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果や疾患を発症する前の生活習慣、環境因子が慢性腎臓病やメタボリック症候群をはじめとするさまざまな疾患の発症を予測し、テーラーメイド健康管理を実現することを目的とします。
研究対象者>
名古屋大学と共同研究を行っているトヨタ自動車において健康診断を受診した方が対象です。

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24.次世代型健康診断と保健指導法の開発のための実態調査 (CREATOR)

<目的>
働く世代において健康診断を受診した結果や疾患を発症する前の生活習慣、環境因子が慢性腎臓病やメタボリック症候群をはじめとするさまざまな疾患の発症を予測し、効果的な保健指導システムの開発を目的とします。
研究対象者>
名古屋大学と共同研究を行っている株式会社東芝の健康診断受診者ならびに退職者(約13万人)を対象とします。

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25.日本人外来受診患者における慢性腎臓病の実態調査

<目的>
当地域における慢性腎臓病患者の実態を把握することを目的とします。さらに、診療上必要に応じて採取された検体を用いて、新規バイオマーカー(病気の存在や進行度によって変動する血液中や尿中の物質)やそれらの臨床的意義の探索を行います。
研究対象者>
名古屋大学医学部付属病院腎臓内科および、共同研究施設の外来に通院している腎疾患患者さん(高血圧、糖尿病、膠原病など腎臓病の危険因子を持つ患者さんを含む)を対象に調査します。

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26.薬物治療と腎機能に関する研究

<目的>
薬物の適正量を調査把握することにより腎障害を防ぐことを目的とする研究です。
研究対象者>
2014年4月までに名大病院で腎機能検査を実施した約10000名の患者。未成年者は除く。

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27.包括的腎代替療法レジストリー研究(RRTR)

<目的>
血液透析、腹膜透析、腎移植を合わせて腎代替療法といい、こうした治療が必要な患者さんは腎臓に病気を抱えていない患者さんに比較して生命予後が劣り、合併症が多いことが知られています。こうした患者さんの予後や生活の質を改善する因子を探ることがこの研究の目的です。
研究対象者>
2001年1月1日から医療法人かもめクリニック関連施設、および医療法人偕行会グループ関連施設において、維持透析や腹膜透析を受けている、もしくは過去に受けていた患者さんで、その当時20歳以上であった患者さんを調査対象とします。

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28.急性腎障害を診断する尿中ミッドカインに関する検討

<目的>
この研究では、心臓血管外科手術を受けられる患者様対象にミッドカインが早期に急性腎不全の発症を予見できる新しい尿中バイオマーカーであるか評価することを目的とします。
<研究対象者>
登録期間に、名古屋大学ならびに下記の共同研究機関にて待機的に心臓および大血管手術を受けた患者様で、20歳以上であり本人の文書による同意取得が可能な方を対象とします。

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29.名古屋地区における透析ブラッドアクセスの成績調査

<目的>
この研究では、透析用ブラッドアクセス(シャント)に関する要因を探ることを目的としています。
<研究対象者>
2002年4月1日〜2014年4月1日までの間で、名古屋大学医学部附属病院および関連施設において、維持血液透析を受けている、もしくは受けていた患者様です。

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30.非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)の診断・全国調査研究

<目的>
この研究では、溶血性貧血、血小板減少、急性腎障害を合併し、aHUSが疑われる患者さんにこの研究に参加していただき、血液中の補体調節因子蛋白の異常や補体調節因子に異常をきたす遺伝子型につき検討します。
<研究対象者>
名古屋大学医学部附属病院に受診中(入院/外来は問わない)の臨床的にaHUSが疑われる患者様を対象とします。

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31.我が国における慢性腎臓病(CKD)患者に関する臨床効果情報の包括的データベースの構築に関する研究

<目的>
慢性腎臓病の実態を詳細に調査・解析し、有効な予防法や治療法を開発することを目的としています。
<研究対象者>
2014年1月1日から同年12月31日まで当院を受診された18歳以上の方で、慢性腎臓病の基準(下記をご参照下さい)を満たした患者様を対象とします。

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32.IgA腎症における病理組織分類(Oxford分類)を用いた予後予測モデルの構築

<目的>
IgA腎症における病理組織所見Oxford分類を元にした予後予測モデルを構築し、検証を行うことを目的とする。
<研究対象者>
2001年から2009年までの期間、名古屋大学医学部 腎臓内科において腎生検を施行されIgA腎症と診断された方を対象とします。

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33.IgG4関連腎臓病の長期臨床経過の検討

<目的>
IgG4関連腎臓病の治療内容の把握と長期的な臨床経過の追跡により、適切な初期投与量の決定や, 患者様にとっての有益な医療提供を行うことを本研究の目標としています。
<研究対象者>
藤田保健衛生大学附属病院、名古屋大学医学部附属病院および関連病院において、腎生検を行った患者様の中でIgG4 関連腎臓病と診断された方の該当の診療録からその後の臨床情報を調査します。

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34.健康ナビゲータによる糖尿病型からの脱却・行動変容ステージの改善に関する研究

<目的>
本研究では、健診結果が糖尿病型(HbA1c 6.5%以上)を示した方に、現行の保健指導に加え、活動量計などのウエアラブルモニター等を貸与し、デイリー情報や過去の健診結果を見える化することによって、健康的な生活習慣を身につけることが可能になるか検討することを目的としています。
<研究対象者>

以下に当てはまる方が対象となります。

・トヨタ自動車株式会社従業員

・直近の健康診断にてHbA1cが6.5%以上の方

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35.IgA腎症患者における、口蓋扁桃、および末梢血リンパ球を用いた免疫応答解明に関する基礎的研究

<目的>
この研究では、IgA腎症患者さんにおける口蓋扁桃と末梢血のTFH、TFRを含めたリンパ球の分布や機能解析を介し、IgA腎症の病態解明を行うことを目的としています。
<研究対象者>

以下に当てはまる方が対象となります。

 ・腎生検にてIgA腎症と診断され口蓋扁桃摘出手術を受けられた方

 ・20歳以上の方

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36.健康ナビゲーターによる行動変容ステージの改善に関する研究

<目的>
本研究では、健診結果で「将来の糖尿病発症のハイリスク群」とされるHbA1c 5.6%以上を示した方に、活動量計、体重計、血圧計の貸与、毎日の歩数等のデイリー情報や過去の健診結果の見える化、保健師による定期的な保健指導は、健康的な生活習慣を身につけることに有用か評価することを目的とします。
<研究対象者>

以下に当てはまる方が対象となります。

・とよた健康ナビゲーター倶楽部(名古屋大学 健康寿命を考えるプロジェクト)

・とよた健康ナビゲーター倶楽部主催の健康診断にてHbA1cが5.6%以上の方

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37.慢性腎臓病の透析導入期における管理状況と透析導入後の予後との関連に関する多施設共同観察研究(AICOPP2)

<目的>
CKDの透析導入期における患者背景、使用薬剤、合併症および併存疾患、透析導入期における臨床症状、身体所見、腎機能、貧血の程度、栄養状態などが、その後の維持透析期における生命予後に与える影響を前向きに探索的調査することを本研究の目的とします。
<研究対象者>
新規に透析治療を導入した20歳以上の患者様。

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38.メサンギウム細胞由来エクソソームを用いた、非侵襲的腎疾患診断法の開発

<目的>
腎疾患の診断は、現在は腎生検によって行われますが、観血的な処置を行うリスクや、手技の習得の問題から、検査を受けられる施設は限られます。本研究では、採血のみによる腎疾患の診断方法の確立を目指します。
<研究対象者>
名古屋大学医学部附属病院とその関連病院で腎生検を行った患者で、同意が得られた方を対象とします。

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研究課題 詳細

【 介入研究 】

1.糖尿病性腎症を合併した高尿酸血症患者におけるトピロキソスタットの尿アルブミン低下作用の検討(ETUDE

<目的>
高尿酸血症を合併した糖尿病性腎症の患者さんで、尿酸降下薬であるトピロキソスタットが腎保護作用を持っているかを検証することを目的とします。
研究対象者>
高尿酸血症を持つ糖尿病性腎症で尿蛋白が0.3 g以上,3.5 g未満,かつ推定糸球体ろ過量が20 mL/min/1.73m2以上の方で、研究に同意が得られた方を対象とします。

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2.LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者に対するアトルバスタチンの腎行動に与える影響

<目的>
アトルバスタチンが糸球体濾過量(GFR)や腎血漿流量(RPF)を増加させるかを検討することを目的とします。
研究対象者>
高LDL血症を合併する慢性腎臓病(CKD)患者で、同意が得られた方を対象とします。

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3.腹膜透析患者における、新規腹膜潅流用紫外線照射器の腹膜炎発生予防効果に関する研究

<目的>
腹膜透析を施行中の患者において、腹膜灌流用紫外線照射器の変更前後において、腹膜炎の予防効果に優位性があるかどうか、腹膜炎の発症率、起因菌の比較検討を行います。
研究対象者>
対象年齢は20才以上の成人の方、名古屋大学医学部附属病院、および共同研究施設において腹膜透析療法を施行中で導入後3年以内の患者様を対象とします。

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4.LDLアフェレシス療法の重度尿蛋白を伴う糖尿病性腎症に対する多施設臨床試験

<目的>
この臨床研究は,LDLアフェレシス療法による糖尿病性腎症患者さんにおける生命延長や腎機能維持等の有効性と安全性を検討し,将来的な保険診療を目指して先進医療として実施します。
研究対象者>

臨床的に糖尿病性腎症と診断され,他の治療法でも改善を認めず,登録前3ヵ月以内の連続する2ポイント以上の測定において各臨床検査値が以下の基準を満たしており同意取得時の年齢が20歳以上75歳未満であり本人から文書による同意が得られ、下記を満たす患者様を対象とします。
 ・尿蛋白/尿クレアチニン比が3g/gCr以上又は尿蛋白(蓄尿による1日量)が3g/day以上
 ・血清クレアチニンが2 mg/dL未満

 ・薬物治療下で血清LDL-コレステロールが120 mg/dL以上

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