患者さんへ | 腎臓病Q&A

腎臓病でみられる症状は?

腎臓病はかなり進行するまで、一般に自覚症状が出にくいといわれています。的確な治療法の選択には正確な診断が必要です。

次のような症状があれば腎臓病が疑われます。医療機関もしくは専門医を受診しましょう。
これらの症状以外にも腎臓病で出てくる症状があります。少しでも体調不良があれば、医療機関を受診しましょう。

  1. 尿の検査でタンパク尿や血尿がある時
    慢性腎炎(原発性、2次性)が疑われます。
  2. 尿の色が異常な時(赤、黒、赤ワイン色、濁り、など)
    急性腎炎、慢性腎炎の悪化、尿路感染症、などが疑われます。
  3. 身体(軽い場合は足だけ、ひどい場合は全身)がむくむ時
    ネフローゼ症候群(原発性、2次性)が疑われます。
    ただし、腎臓病以外でもむくみが出ますので診断のための検査が必要です。
  4. 血圧が異常に高く、下がらない時
    腎性高血圧やホルモンの異常が疑われます。
    ただし、その他の原因でも血圧は上昇しますので検査が必要です。
  5. 夜間、尿の回数の多い時
    腎不全が疑われますので腎機能のチェックが必要です。
  6. 原因不明の貧血がある時
    腎不全も貧血の原因となります。
    その他の原因でも貧血になりますので鑑別のための検査が必要です。
  7. 腰(背部)に激痛があり、発熱がある時
    急性腎盂腎炎が疑われます。
  8. 脱力や痙攣がある時
    カリウムやカルシウムなどミネラル分の異常が疑われます。
  9. 口が異常に乾いたり、すぐにウトウトしてしまう時
    ナトリウム異常が疑われます。
  10. 尿量が極端に少ない時、逆に大量の尿が出る時
    正確な尿量の測定のために蓄尿(尿を1日ためる)が必要です。