国公立大学附属病院感染対策協議会

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〒466-8560
名古屋市昭和区鶴舞町65
名古屋大学医学部附属病院 中央感染制御部

TEL:052-744-2477
FAX:052-744-2492
E-mail: kansen@med.nagoya-u.ac.jp

※個別の医療相談等には、お返事できかねますことをご了承ください。

概要

国立大学附属病院感染対策協議会(以下、協議会)は、平成12年に全国42の国立大学病院が 全て参加して発足しました。

協議会の目的は院内感染の発生による患者の転帰を改善することにあります。

活動内容として、院内感染の防止という観点から、医療の標準化を目指して病院感染対策 ガイドラインを平成14年2月に策定しました。 このガイドラインはその後、平成15年8月に改定を行っております。

また、院内感染発生動向を把握する目的で、平成14、15年度にはカテーテル関連血流感染 サーベイランスを、また昨年度はカテーテル関連尿路感染症サーベイランスを行いました。

昨年度からは協議会に薬剤師作業部会も活動を開始し、抗菌剤のサーベイランスを行って おります。

他にも、感染対策に携わる医師・看護師に対する教育システムの構築、医療従事者の 血液曝露対応システムの構築、院内感染発生時の要因分析・改善支援システムの整備など、 さまざまな角度から感染対策に取り組んでいます。

平成23年度からは、9公立大学及び防衛医科大学校を正式会員とし、 「国公立大学附属病院感染対策協議会」と改称して活動しています。

沿革

国立大学附属病院感染対策協議会および中央感染制御部設置の経緯

平成11年に、医療施設におけるバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)感染や結核菌感染症例の報告が相次ぎ、さらに、同一医療施設内でのセラチアやセパシアによる同時多発感染及び死亡事例が発生し、医療施設内での細菌感染(いわゆる院内感染)への対策が急務となりました。

このような医療施設内における細菌感染は、各種の抗菌剤に耐性を獲得している多剤耐性菌、特にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の出現と蔓延が主たる原因であり、一般的に感染防御能力が低下している高齢者や、高度先進医療を受ける臓器移植や癌治療患者、侵襲の大きな術後患者など感染防御能力が低下している患者の生命予後に影響を及ぼすため、早急な対策が必要となっています。

国立大学病院では感染対策委員会がいち早く設置され、それを強化する目的で文部省は感染専門看護師を平成7年に各大学に1名設置することを開始し、平成10年には整備が完了し、またInfection Control Team(ICT)も組織化され感染対策に取り組んできました。

しかしながら、一般医療機関と同様、国立大学病院でも病院内感染患者の発生動向が同じ基準で集計されておらず、院内感染発生率の全国平均や他の医療機関との比較ができないため、当該病院の院内感染対策の達成度がわかりにくいことが指摘されていました。
また、本邦の病院環境に合わせた抗菌薬や消毒薬の使用に関するガイドラインも存在しませんでした。

そこで、それまでの各大学病院の感染対策の成果と問題点を踏まえ、国立大学病院が本邦での院内感染対策を主動的に遂行・発展させるため、「国立大学病院感染対策協議会(仮称)」の設置を、全国国立大学附属病院長会議の下に設けられている国立大学附属病院長会議常置委員会に提案致しましたところ、全面的な了承を頂きました。

これを受けて、第1回国立大学病院感染対策協議会(仮称)に先立って、設立準備委員会が平成12年5月に名古屋で開催され、今後の活動目的の設定や、各種作業部会の設置を決定しました。
また、同年10月に開催された第1回国立大学医学部附属病院感染対策協議会の際、会の名称を、「国立大学医学部附属病院感染対策協議会」として正式に決定しました。

(その後、平成16年から「国立大学附属病院感染対策協議会」へ改称)

名古屋大学医学部附属病院は、協議会活動に積極的に参加してきただけでなく、設立準備委員会当初から事務局が設置され、国立大学附属病院感染対策協議会の事務局機能も担ってきました。
このような経緯から、さらなる基盤整備とセンター機能の確立による国立大学病院全体の総合的かつ恒常的な感染対策にかかわる活動を一括して管理運営し、総合的な院内感染対策を実施することを目的として、平成15年に名古屋大学医学部附属病院に中央感染制御部が設置されました。

中央感染制御部の機能として下記の項目を重点的に活動しています。

① 国立大学病院統一サーベイランスの実施
② 国立大学病院感染対策ガイドラインの改定
③ 国立大学病院の院内感染事例の症例登録とそのデータベース化
④ 国立大学病院の院内感染発生時の要因分析
⑤ 多剤耐性菌の分析と菌株の保存

平成23年度より、公立大学及び防衛医科大学校が正式会員となり、新たに「国公立大学附属病院感染対策協議会」と改称し活動をしております。

役員紹介

令和8年度~令和10年度

★ 委員長 / ○ 副委員長 / * 兼任

常任会議委員

役職・区分氏名(所属)
会長八木哲也(名古屋大学)
副会長森兼啓太(山形大学)
事務局長長尾美紀(京都大学)
医師代表/北海道・東北地区森兼啓太(山形大学)*
医師代表/関東・甲信越地区茂呂 寛(新潟大学)
医師代表/東海・北陸・関西地区馬場尚志(岐阜大学)
笠原 敬(奈良県立医科大学)
医師代表/中国・四国地区田内久道(愛媛大学)
医師代表/九州・沖縄地区泉川公一(長崎大学)
公立大学代表掛屋 弘(大阪公立大学)
看護師代表★森 美菜子(広島大学)
○千葉 均(千葉大学)
薬剤師代表★浦上宗治(佐賀大学)
○橋本麻衣子(信州大学)
臨床検査技師代表★福元達也(北海道大学)
○仁木 誠(大阪公立大学)
歯科医療代表★太田耕司(広島大学)
○山田慎一(富山大学)
サーベイランス作業部会代表★馬場尚志(岐阜大学)*
教育作業部会代表★茂呂 寛(新潟大学)*
職業感染対策作業部会代表★泉川公一(長崎大学)*
ガイドライン作業部会代表★森兼啓太(山形大学)*
臨床研究・データ集積WG代表★笠原 敬(奈良県立医科大学)*
感染対策相互チェックWG代表★川村英樹(鹿児島大学)

専門職部会

役職・区分氏名(所属)
医師部会★森兼啓太(山形大学)
○掛屋 弘(大阪公立大学)
看護師部会★森 美菜子(広島大学)
○千葉 均(千葉大学)
薬剤師部会★浦上宗治(佐賀大学)
○橋本麻衣子(信州大学)
臨床検査技師部会★福元達也(北海道大学)
○仁木 誠(大阪公立大学)
歯科医療部会★太田耕司(広島大学)
○山田慎一(富山大学)

作業部会

役職・区分氏名(所属)
サーベイランス作業部会★馬場尚志(岐阜大学)
○遠藤智之(北海道大学)
教育作業部会★茂呂 寛(新潟大学)
○高橋 聡(札幌医科大学)
職業感染対策作業部会★泉川公一(長崎大学)
○田代将人(横浜市立大学)
ガイドライン作業部会★森兼啓太(山形大学)
○金井信一郎(信州大学)

WG

役職・区分氏名(所属)
臨床研究・データ集積WG★笠原 敬(奈良県立医科大学)
○長尾美紀(京都大学)
感染対策相互チェックWG★川村英樹(鹿児島大学)
○仲松正司(琉球大学)