手術機器ミュージアム

  1990年代から急激に発展した内視鏡手術の機器を中心に手術機器を展示するミュージアムです. 内視鏡手術が今日に至る発展を遂げた最も大きな契機のひとつは,1992年にUltracision社が医療用の超音波凝固切開装置を発売したことであるといってよいでしょう.このほかには,1993年の内視鏡手術用自動縫合器,1999年の血管シーリング装置,2007年の内視鏡手術用ハイビジョンスコープの開発もインパクトがありました.これらの内視鏡手術用機器は,オープン手術用の機器にもひろがり,わずか20年余の間に手術手技全体が大きく変革しました.
  これらの機器の多くがディスポーザブルであることも影響し,外科発展に貢献した歴史的な機器が,最近,急速に失われています.そこで,これらの資料を保存,展示するミュージアムを手術トレーニングセンターの隣に設置しました.
  外科系医師が,現在使用している機器の背景を知るだけでなく,すべての医療者の教育,さらに医学史の研究者にも資するよう,体系だった展示を行っています.一般の見学者の方への現代の手術機器の紹介にも役だっています. また,手術支援,手術教育に重要なシミュレーションにおける重要技術のひとつであるバーチャル・リアリティについても,情報科学研究科と共同で体験コーナー展示しています.



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