永田健一
- 永田健一 Kenichi Nagata
- 特任助教
- 学部生の頃に出会った一冊の本により、脳や神経の不思議に魅了され研究の世界に入りました。博士号取得後、理化学研究所で７年間、大阪大学で約２年間研究に従事した後、２０２０年の春より、大学院時代にお世話になった木山先生の研究室に戻ってきました。流行りの技術を上手く取り入れながら、自分の研究目標を達成できるよう精進していきたいと思っています。
略歴
２０００年４月 〜 ２００４年３月 広島大学総合科学部 総合科学科
２００４年４月 〜 ２０１０年３月 大阪市立大学大学院 医学研究科
２０１１年４月 〜 ２０１８年６月 理化学研究所 脳科学総合研究センター
２０１８年６月 〜 ２０２０年３月 大阪大学大学院 医学系研究科（寄附講座）
受賞歴
２０１１年１月 大阪市医学会 医学会賞
研究テーマ
科学技術の進展によって、組織中で生じる様々な現象を1細胞レベルで評価することが可能となりつつあります。このシングルセルRNA-seqと、これまで取り組んできた組織形態学、ゲノム編集技術を組み合わせることによって、神経細胞の変性や形態形成の機序を明らかにしていきます。
これまでの研究テーマ・業績に関してはresearchmapをご参照ください
https://researchmap.jp/knagata/
好きな言葉・座右の銘
「一日、生きることは、一歩、進むことでありたい。」
好きなこと
時間を気にせず頭を空っぽにしてする読書は、自分にとって最高の贅沢の1つです。
研究のきっかけを与えてくれた「脳のなかの幽霊」の他にも、「遺伝子医療革命」、「1000ドルゲノム」など良書は多くのことを教えてくれました。最近読んだ中では「DEEP MEDICINE」が一番印象に残りました。
