卒後研修プログラム

入局Q and A

Q 初期研修終了後には必ず大学に帰局しないといけませんか?

A 基本的に帰局していただいています。ただし放射線科専門医修練機関できちんとした指導が受けられる体制ならば、原則1年間の後期研修を認めています。詳しくは医局長とご相談ください。

Q 後期研修により卒後2年以上経過してしまったのですが入局できますか?

A 制限はありません。ただし帰局した場合の身分は初期研修後にすぐに入局した者と同じです。また後期研修を受けた病院が放射線科専門医修練機関でないと、専門医試験の受験時期が遅くなります。

Q 大学に帰局する際の身分、収入は?

A 基本的に大学院生として帰局します。また、放射線治療を希望する場合、名大病院での「放射線治療人材育成のための後期研修プログラム」に後期研修(3年間)を選択することができます。収入に関しては、関連病院での定期(3~4回/週)の代務と不定期の代務があります。また、附属病院の医員として採用され、上記代務に加え、大学からも給料が支給されます。

Q 大学院生になるというと基礎医学教室で研究するというイメージがあるのですが?

A 放射線医学に関する技術は日々進歩しており、臨床研究の余地がいっぱいあります。当教室も臨床研究(新しい画像診断法や放射線治療法の開発)を主に行っています。個人の興味や時代の必要性など、研究内容も多様化しており、個別にご相談可能です。

Q 大学院生卒後の進路は?

A 教員もしくは医員として大学に残るか、関連病院に赴任します。

Q 関連病院はどこですか?

A 医局から常勤医を派遣している病院のリストをホームページのリンク集に載せています。この他に非常勤医のみを派遣している病院が数多くあります。

Q 希望する入局者数は?

A 放射線科医は不足しておりますので、多ければ多いにこしたことはありませんが、あまりに多人数ですと、個別に十分に指導してあげることができないという懸念があります。年間8名前後が適当ではないかと考えております。

Q 入局制限・試験について

A 入局試験は行っていません。画像診断や放射線治療に興味がある人を歓迎します。

Q 入局手続き・時期について

A まずはメールもしくはお電話にて医局長にご連絡ください。その後、医局長・主任教授と面談のうえで、入局を決定します。なお、大学院入試の募集締め切りが例年12月末なので、それまでに入局を決めていただくのがよろしいかと思います。

Q 名大出身ではないのですが?

A 出身大学による区別はまったくおこなっておりません。スタッフも半数は他大学出身です。

Q 女性の入局は?

A 働く女性にとって、出産・育児は避けて通れない問題です。大学でも、保育園のお迎え時間に間に合うような勤務体制を組んでいますし、関連病院に対しても出産後に無理なく復帰できるような職場環境をお願いしています。 当医局には育児をしながら放射線科医として頑張っている女性がたくさんおります。

最近の入局者数

  名大卒(男) 名大卒(女) 他大卒(男) 他大卒(女)
平成29年度 1名 1名 1名 1名
平成30年度 0名 1名 1名 0名
令和元年度 0名 1名 0名 0名
令和2年度 1名 1名 2名 0名
令和3年度 2名 2名 1名 0名
令和4年度 2名 1名 0名 0名

Q 入局説明会はありませんか?

A 毎年、夏と秋に医局主催で、研修医向けのセミナーを開催しています。日程については関連病院の放射線科医に聞いていただくか、医局に直接お問い合わせください。セミナーへの参加は入局とは無関係ですので、気軽に参加していただけると医局の雰囲気などがわかると思います。また医局長が随時、個別に説明いたしますし、事前に連絡していただければ、名大病院を見学していただくことも可能です。