研究室紹介

感染症グループ

感染症グループ

難治性ウイルス疾患の診断・治療・研究を行っています。先天性サイトメガロウイルス感染症、B型・C型慢性肝炎、慢性活動性EBウイルス感染症、基礎疾患のある患者さんへの予防接種などの専門診療外来があります。感染症の遺伝子診断を行っており、PCR法・次世代シークエンス法による早期治療システムは他施設に先駆けた医療です。日本小児感染症指導医教育研修プログラム認定施設です。日本感染症学会専門医も取得可能です。

代表者川田 潤一

活動内容

難治性ウイルス疾患の診断・治療・研究を行っています。先天性サイトメガロウイルス感染症、B型・C型慢性肝炎、慢性活動性EBウイルス感染症などの専門診療を行っています。先天性サイトメガロウイルスCMV感染症に関して、抗ウイルス薬バルガンシクロビルによる新規治療法の医師主導臨床試験を行いました。また、病気や治療により、免疫不全状態になった患者さんに対する予防接種も、エビデンスに基づき、対応しています。
外来診療、入院診療に関わらず、病原微生物が診断できない場合があります。肺炎や血流感染症などでは、病気の原因となる微生物を特定し、その微生物に効果的な薬剤を投与することが重要なため、通常の感染症診断に加え、リアルタイムPCR法や次世代シークエンス法を応用して、病原微生物をより適切に診断する研究を行っています。抗微生物薬投与の適正使用についても取り組んでいます。
小児患者さんへの院内感染対策や耐性菌・耐性ウイルス対策について、当院の感染制御チームのメンバーとして対応しています。

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