研究室紹介

神経グループ

神経グループ

小児神経グループでは、子ども達の脳や神経の病気の診断や治療について診療や研究をしています。例えば、てんかん、急性脳症、脳性麻痺、新生児脳障害などの小児中枢神経疾患や重症筋無力症、筋ジストロフィー、神経障害を呈する先天代謝異常、神経変性疾患などを診療、研究しています。

代表者夏目 淳

活動内容

研究では、画像や脳波を用いた小児神経疾患、難治てんかんの病態解明などを行っています。具体的には赤ちゃんの時期からてんかん発作が始まるWest症候群の発症後早期のMRI拡散テンソル画像やPET所見と長期経過の関連、早産児の脳波、MRI、近赤外光分析(NIRS)を用いた研究、熱性けいれん重積状態における海馬の障害や将来の側頭葉てんかん発症についての研究、グルコーストランスポーター1(GLUT1)欠損症という脳にブドウ糖が行きにくい病気のPET、MRIを用いた研究などをしています。また、名古屋大学脳とこころの研究センターと共同で脳波・機能的MRI同時記録装置、脳磁計装置などを用い、てんかんの病態解明研究を行っています。新生児期の脳障害について、脳波などを用いて研究する新生児神経学については多くの研究成果を上げており、今後も新生児研究室と協力して研究を進めていきます。
関連施設でも小児神経のスタッフが研究を行っています。また、名大の関連施設だけでなく、他大学およびその関連施設と共同で、急性脳症の研究も行っています。
診療においては、外来にはてんかんなど多くの小児神経疾患を持つ患者さんが通院しています。また、新しい抗てんかん薬の治験にも積極的に取り組んでいます。入院患者さんはWest症候群など難治てんかんの患者さん、また重症の急性脳炎・脳症、Guillain-Barre症候群、重症筋無力症、多発性硬化症などの診療なども行っています。

研究テーマ

  • MRI拡散テンソル画像、安静時機能的MRI、PETなどによる小児神経疾患の病態解明
  • 脳波-MRI同時記録によるてんかん焦点、てんかん性脳内ネットワークの解明
  • 新生児脳波を用いた新生児の脳成熟の基盤、脳障害の発症機序の解明
  • 小児期急性脳症の早期診断、治療法の開発

様々な手法を用いて小児神経疾患の
診療・研究をしています

  • EEG-fMRI、MEGを用いた
    てんかん焦点の検索

  • 新生児脳ネットワークの発達の解析

  • MRI室内で測定した脳波の磁場ノイズを
    特殊なフィルタリングで除去

  • 筋ジストロフィー患児の
    脳ネットワーク解析

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