内視鏡下手術(腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術)について

当院は、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術に対応しています。子宮筋腫、子宮内膜症に加え、良性卵巣腫瘍、卵管水腫や卵管周囲の癒着解除、子宮形態異常等が生殖外科手術の適応となります。当院では、その大部分を低侵襲の腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術(腟から子宮内に挿入したスコープ下での手術)で行っております。子宮筋腫に関しては、手術既往、筋腫の位置・大きさ・個数等により開腹、腹腔鏡、子宮鏡のなかから最適な術式を選択しておりますが、ほとんどの症例で内視鏡下手術が可能となっております。子宮内膜ポリープや、分娩後の胎盤遺残に対しては子宮鏡下手術を行っております。入院期間は、検査を主目的とした腹腔鏡や子宮鏡下手術では3-4日間、一般的な腹腔鏡下手術では6日間の入院となっています。さらに生殖領域以外の腹腔鏡下手術(腹腔鏡下子宮全摘術等)も施行しております。