名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科
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東海小児脳腫瘍研究会について

東海小児脳腫瘍研究会について

研究会概要と沿革

研究会概要
 本会は、日頃小児脳腫瘍の診断・治療に従事する脳神経外科医、小児科医、放射線科医を中心に、小児脳腫瘍に特化してその診断・治療について興味を持つ者が集い、東海地区における小児脳腫瘍の診断技術や治療成績の向上に貢献できるようにすることを目的として発足した。まずは、参加施設内で難治性の悪性小児脳腫瘍の共通 プロトコールを計画し、多施設共同研究を行うこととした。
 そこで、本研究会としての具体的活動案の第1号として、準備委員会のメンバーを中心に、まず髄芽腫の治療指針を作成し、本会の立ち上げの主旨や活動方針に賛同する東海地区の大学病院及びそれに準ずる施設の脳神経外科、小児科及び放射線科の主任教授或いは部長が一同に会し、この髄芽腫のプロトコール(案)について白熱した論議を数時間に亘って展開した。その結果 、新たなプロトコールが東海地区の独自な方法として築かれた。今後、さらに様々な疾患に対する治療方針を検討していく予定である。

沿革
 東海小児がん研究会は年2回の開催で、平成15年3月には第43回目を迎えている歴史ある研究会である。また本会事務局は東海北陸地区の小児悪性新生物登録センターとも提携しており、最近では1995年より1999年までの5年間に1548例の1次登録がなされている。本研究会は東海地方の小児がん治療の開発に携わる小児科医と小児外科医及び病理医が中心となって小児がん研究の最精鋭の討論の場として設立発足したが、2002年、さらにリンパ腫、横紋筋肉腫、ユーイング腫瘍、脳腫瘍、胚細胞系腫瘍の5種類の腫瘍については各分科会に分かれて、本会独自のプロトコールスタデイを組み立てようとする試みが提案された。
 小児脳腫瘍の治療については、症例の絶対数が少ないために、各施設毎にその 都度個々に対応して治療を施行しているのが現状であり、そのため確立した治療法で、まとまった症例報告ができる施設は少なく、治療選択にも苦慮することが多いのが実情である。このような現状を鑑み、東海小児がん研究会の世話人会では、以前より東海地区に小児の脳腫瘍をまとめて研究するグループの結成を検討する様に討議を重ね、「東海小児脳腫瘍研究会」を立ち上げるべく、準備委員会を発足させ、会則や実施方法等を検討した。
 その結果、日頃小児脳腫瘍の診断・治療に従事する脳神経外科医、小児科医、放射線科医を中心に、小児脳腫瘍に特化してその診断・治療について興味を持つ者が集い、東海地区における小児脳腫瘍の診断技術や治療成績の向上に貢献できるようにすることを目的とし、その参加施設は小児脳腫瘍の臨床研究を中心として、その診断技術の向上・治療成績の向上を目指したいとの考えから、東海地区の小児脳腫瘍の診断・治療が十分可能な設備を整えている施設のみならず、小児脳腫瘍の治療に興味を持つすべての医師を対象とし、広くその対象疾患を収集するように活動を展開することとした。さらに本会の活動としては会員相互の定期的な交流を図るために年一回の例会を企画し、また状況に応じて、特別企画を計画・実施したり、参加施設内で小児脳腫瘍の共通プロトコールを計画し、多施設共同研究を行うこととした。以上の目的から、本会は東海地区の小児脳腫瘍に興味を抱く医師の自由参加形式としたいと思いますが、他地区からの参加もこれを制限しない方針で考えている。


研究会の御案内

 東海地区の小児脳腫瘍患者診療施設で関係診療科(脳神経外科、小児科、 放射線科)による集学的治療が可能である施設で、以下の基準を満たす施設とする。共同研究の事務局は診療科別に設け、事務局が分担して登録、経過観察、有害事象等の情報伝達を担当する。脳神経外科事務局を名古屋大学脳神経外科、放射線科事務局を名古屋市立大学放射線科、小児科事務局を三重大学小児科に置く。新規対象患者の登録は名古屋大学脳神経外科が担当する。

■設置基準
1)計画された治療研究の内容を実施できる。
2)関係診療科による合同カンファレンスが開催されている。
3)IRB(施設内審査委員会)または倫理委員会により治療研究の実施が承認されている。

研究組織
東海小児脳腫瘍研究会

組織の代表者
若林 俊彦(名古屋大学医学部・脳神経外科学講座・教授)

臨床試験総括責任者
脳神経外科分野: 若林 俊彦(名古屋大学医学部・脳神経外科学講座・教授)
小児科分野: 駒田美弘(三重大学医学部・小児科学講座・教授)
放射線科分野: 芝本雄太(名古屋市立大学医学部・放射線医学講座・教授)

研究事務局
名古屋大学医学部脳神経外科内 若林俊彦

実施施設
名古屋大学医学部附属病院
三重大学医学部附属病院
名古屋市立大学医学部附属病院
岐阜大学医学部附属病院
愛知医科大学医学部附属病院
藤田保健衛生大学医学部附属病院
独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター
名古屋第一赤十字病院

効果・安全性評価委員会
若林俊彦 (名古屋大学医学部・脳神経外科学講座)
堀 浩樹 (三重大学医学部・小児科学講座)
芝本雄太 (名古屋市立大学医学部・放射線科学講座)

統計解析担当者・責任者
芝本雄太 (名古屋市立大学医学部・放射線科学講座)

統括連絡先
名古屋大学医学部脳神経外科(担当:若林俊彦)
Tel: 052-744-2353または2355(ダイヤルイン)
Fax: 052-744-2360または2361
E-mail: waka-nsoffice@med.nagoya-u.ac.jp


参加施設およびスタッフ紹介

運営委員リスト
運営委員長
若林俊彦(名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科学教授)

運営委員
吉田 純(医仁会さくら病院特別顧問)
駒田美弘(三重大学医学部小児科教授)
芝本雄太(名古屋市立大学医学部放射線科教授)
小島勢二(名古屋大学大学院医学系研究科小児科学教授)
掘 浩樹(三重大学医学部小児科助教授)

世話人リスト
脳神経外科
滝 和郎(三重大学医学部脳神経外科教授)
山田和雄(名古屋市立大学医学部脳神経外科教授)
岩間 亨(岐阜大学医学部脳神経外科教授)
高安正和(愛知医科大学脳神経外科教授)
廣瀬雄一(藤田保健衛生大学脳神経外科教授)
高橋立夫(名古屋医療センター脳神経外科部長)
稲尾意秀(名古屋第一赤十字病院脳神経外科部長)

小児科
伊藤康彦(名古屋市立大学医学部小児科助教授)
近藤直実(岐阜大学医学部小児科教授)
鶴沢正仁(愛知医科大学小児科教授)
浅野喜造(藤田保健衛生大学小児科教授)
堀部敬三(名古屋医療センター臨床研究センター部長)
加藤剛二(名古屋第一赤十字病院小児血液腫瘍科部長)
矢崎 信(名古屋市立東市民病院小児科部長)

放射線科
長縄慎二(名古屋大学医学部放射線科教授)
竹田 寛(三重大学医学部放射線科教授)
星 博昭(岐阜大学医学部放射線科教授)
石口恒男(愛知医科大学放射線科教授)
片田和廣(藤田保健衛生大学放射線科教授)
加藤恵里子(名古屋医療センター放射線科部長)

病理
長坂徹郎(名古屋大学医学部保健学科教授)
黒田 誠(藤田保健衛生大学病理部教授)
中里洋一(群馬大学医学部病理学第一講座教授)

効果・安全性評価委員会
中洲庸子(静岡がんセンター脳神経外科)
矢崎 信(名古屋市立東市民病院小児科)
伊藤健吾(国立長寿医療センター放射線科)

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