名古屋腎臓内科専門医養成プログラム(NNFP)

NNFPで実現できること

プログラムの基本方針

名古屋大学腎臓内科では卒後臨床研修の後、腎臓内科専門医を志望する若手医師(腎臓内科フェロー)に対する専門医教育を、名大病院及び関連病院において標準化された内容で実施するためのプログラム(名古屋腎臓内科専門医養成プログラム/Nagoya Nephrology Fellowship Program:NNFP)に基づいて、以下のような方針で進めています。

  1. 大学病院だけではなく、腎臓内科フェローの所属する病院の後期研修システムにも適合した形で研修できるプログラムとする。
  2. 年3回のワークショップ(1泊2日)を行い、decision makingの過程を体験するとともに、異なる病院に所属するフェローの交流を図り、研修の標準化を行う。
  3. 研修終了後はチューターとして活動し、知識の定着を図るとともに、教育経験を積む。
  4. NNFPへの参加には名大腎臓内科への入局の有無を問わず、誰でも参加できるものとする。

学会認定専門医資格

慢性腎臓病の増加に伴い、ますます腎臓専門医の重要性が増しています。専門性を生かした臨床を行うために、できるだけ早く以下の専門医の資格を取得することが望まれます。以下の専門医取得のための条件を確認してください。そのためにはまず日本内科学会認定医の取得が必要です。

<日本内科学会 認定医制度> 
http://www.naika.or.jp/seido.html
認定内科医資格認定試験は、信頼される内科標榜医として要求される内科全般の医学知識と臨床能力を評価する。認定内科医資格認定試験の受験資格は、次記の通りである。

  1. 大学病院だけではなく、腎臓内科フェローの所属する病院の後期研修システムにも適合した形で研修できるプログラムとする。
  2. 年3回のワークショップ(1泊2日)を行い、decision makingの過程を体験するとともに、異なる病院に所属するフェローの交流を図り、研修の標準化を行う。

認定内科医資格認定試験に合格した者を認定内科医と認定する。

<日本内科学会 専門医制度>
http://www.naika.or.jp/seido.html
認定内科専門医資格認定試験は、さらに認定内科医の水準を高め、広く一般医や他診療科医からのconsultationにも応じて適切な内科診療を指示しうるなどの臨床能力を評価する。認定内科専門医資格認定試験の受験資格は、次記の通りである。

  1. 認定内科医の認定を受け、さらに所定の内科臨床研修を終了した者。
  2. 受験申込時連続して3年度以上の会員歴を有する会員で会費を完納している者。

認定内科専門医資格認定試験に合格した者を認定内科専門医と認定する。

<日本腎臓学会 腎臓専門医制度>
http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/teikan/kitei.html
認定内科医資格認定試験は、信頼される内科標榜医として要求される内科全般の医学知識と臨床能力を評価する。認定内科医資格認定試験の受験資格は、次記の通りである。

  1. 本邦の医師免許を有し、医師としての人格及び見識を備えていること。
  2. 本会の会員歴が継続して5年以上であること。
  3. (社)日本内科学会認定医取得後3年以上、(社)日本小児科学会専門医、(社)日本外科学会専門医及び(社)日本泌尿器学会専門医は取得後1年以上であること。
  4. 本会が指定する研修施設において、別に定める研修カリキュラムに基づく研修を3年以上行っていること。

<日本透析医学会 専門医制度>
http://www.jsdt.or.jp/html/nintei_03.html
【申請資格】

  1. 日本内科学会および日本外科学会において定められたいずれかの認定医または、専門医、日本泌尿器科学会および日本小児科学会において定められたいずれかの専門医、もしくは日本麻酔学会において定められた指導医の資格を有し、臨床経験5年以上を有すること。さらに主として透析療法に関する臨床研修を本会研修カリキュラムに基づいて3年以上、本会認定施設・教育関連施設において終了していること、および本会会員歴3年以上を有すること。ただし、上記有資格者に該当しない場合においても、本会の専門医制度委員会の規定によって認定された認定施設において5年以上の臨床経験を有するものについては同等の資格を有するものとみなすことが出来る。これらの対象者は、主として透析療法に関する臨床研修については本会研修カリキュラムに基づいて5年以上、本会認定施設(認定施設では最低5年以上必要)・教育関連施設において終了していること、および本会会員歴は5年以上有すること。
  2. 細則第23条診療実績としての最低必要項目と症例数を満たしていることが必要です。
    経験症例31例記載の上、病歴要約は20例を提出して下さい。
      経験症例 病歴要約
    維持透析症例 10 5
    慢性腎不全透析導入症例 5 3
    急性腎不全血液浄化症例 3 2
    IPDまたはCAPD症例 2 2
    血液透析装置組み立て及び操作症例 2 1
    ブラッドアクセス作成症例 3 2
    一時的ブラッドアクセス留置例 2 1
    透析症例剖検例 1 1
    その他の血液浄化法 2 2
    腎移植症例 1 1
      31 20
    認定施設・教育関連施設での経験症例・症例要約の審査基準枚数は経験症例31例中25例以上・症例要約20例中16例以上となります。
  3. 別表に掲げる学術集会参加・業績目録30単位に関する要求を満たすこと。本会総会ならびに学術集会参加1回以上、筆頭者としての血液浄化法に関する原著発表1件以上、および原著(必ずしも筆頭者でなくてよい)1編以上含むこと。原著とは基礎的・臨床的研究論文、症例報告または著書をさす。

<日本リウマチ学会 専門医制度>
http://www.ryumachi-jp.com/authori/prokijyun.html
専門医の資格認定を申請しようとするものは、次の各号の条件を満たすことが必要である。

  1. 日本国の医師免許証を有し、医師として人格及び見識を備えていること。
  2. 申請時において引き続き5年以上学会の会員であること。
  3. 日本リウマチ学会が認定した教育施設等において、通算5年以上のリウマチ学の臨床研修を行ったこと。
  4. 日本リウマチ学会専門医資格維持施行細則による研修単位を30単位以上取得していること。
  5. 関連基本領域学会の認定医或いは専門医の資格を有すること。

<基本領域学会>
日本内科学会、日本小児科学会、日本皮膚科学会、日本精神神経学会、日本外科学会、日本整形外科学会、日本産科婦人科学会、日本眼科学会、日本耳鼻咽喉科学会、日本泌尿器科学会、日本脳神経外科学会、日本医学放射線学会、日本麻酔科学会、日本病理学会、日本臨床検査医学会、日本救急医学会、日本形成外科学会、日本リハビリテーション医学会

研修先医療機関

以下はプログラム参加病院と日本腎臓学会専門医数のご紹介です。(順不同)

【愛知県】 【三重県】 【岐阜県】 【静岡県】

進路選択と障害設計

大学院進学、大学でのより高度な専門研修、国内・海外留学、開業、異なる病院で指導医として勤務、など、 多様な進路の選択。学会認定専門医と博士号取得について

研究にチャレンジ

大学院進学と留学について

現在日本では、約24万人の透析患者さんがいます(2004年末、日本透析医学会統計調査データによる)。これは全国民の約500人に一人が透析患者であることを示しています。この数は毎年約1万人ずつ増加しており、2010年には全国民の400人に一人、総数で30万人を超すことが予想されています。しかもこの背後には透析予備軍と考えられる慢性腎臓病患者(腎機能が60%以下に低下した患者)が少なくとも1000万人以上存在すると考えられ、これらの患者では一定の割合で透析に導入されています。このような状態を改善するためには、総合的な慢性腎臓病対策が必要ですが、一方で腎臓病の発症原因や進行のメカニズムを明らかにして、現在のところ根本的な治療が困難な多くの慢性腎臓病に対して、画期的な治療法を開発するための研究の推進が求められています。

腎臓内科専門医を目指す若手医師の皆さんには、生涯の少なくとも一時期に、このような研究活動に身をおいて、世界の研究者と交流しながら、研究を通して社会貢献をしてゆくことをぜひ体験していただきたいと考えています。名大腎臓内科では、基礎的な研究から臨床研究まで幅広く取り組んでおり、エキサイティングな研究を体験できる場を提供できるものと考えています。筆頭著者で英文論文が国際的なジャーナルに掲載されれば、博士号(学位)を取得できます。名大腎臓内科では殆どの大学院生が博士号を取得しています。ただし、大学院入学後一定期間(1年以内)臨床活動を行っていただき、それ以外の期間は研究に専念して頂くことになっています。

また、大学病院以外の病院で臨床活動を続けながら大学院に入学して研究活動も行う社会人大学院の制度も整備されています。詳細については、医局までお問い合わせください。

研究活動を更に発展させたい人には留学(国内、国外)の道が開かれています。留学しても生活が保障されるようなサポートを名大腎臓内科では積極的に行っています。

2005年4月現在での大学院生と留学生の状況は以下のとおりです。

大学院生・4年生:2名  3年生:2名  2年生:4名  1年生:8名
留学生:7名(イギリス、ドイツ、スウェーデン各1名、アメリカ4名)

連絡先・資料請求先

このホームページをご覧になった方は、名大腎臓内科に興味をもたれたことと思います。人生における飛躍のチャンスは、まず行動することから始まります。連絡用紙(下記)をダウンロードして必要事項を記入し、積極的にアクセスしてください!やる気のある人材を募集しています。


【連絡先・資料請求先】
〒466-8550名古屋市昭和区鶴舞町65番地 医局長:湯沢由紀夫
052-744-2192
052-744-2209
E-mail:naokko@med.nagoya-u.ac.jp