尿検査で異常があるといわれたら?

尿検査では、尿潜血、尿蛋白、尿糖などが陽性となる場合が異常です。
以下は、尿検査の異常で疑われる病気です。

陽性
疑われる病気

尿蛋白

尿潜血
 

尿糖

慢性腎炎、ネフローゼ症候群など

慢性腎炎、尿路結石、尿路系腫瘍、
尿路系感染症など

糖尿病

尿検査で異常があるといわれたら?

 尿検査では、尿潜血、尿蛋白、尿糖などが陽性となる場合が異常です。尿糖についてはこれのみが陽性の場合は、糖尿病が疑われますので、内科に受診されることをお勧めします。腎臓病では、尿潜血や尿蛋白が陽性となることがしばしばあります。

<尿蛋白が陽性といわれた場合>

尿検査試験紙  尿蛋白は、尿検査の試験紙で(±)が疑陽性、(1+)(2+)(3+)(4+)が陽性となり、数字が多くなるほど蛋白がたくさんおりていることを意味します。尿蛋白には放置してはいけない病的な蛋白尿か、放置しても良い病的でない蛋白尿があります。病的な蛋白尿の原因には腎炎やネフローゼなどがあり、一方、病的でない蛋白尿には、未成年によくみられる起立性蛋白尿などがあります。
尿蛋白が陽性といわれたときには、腎炎やネフローゼといった腎臓病が疑われますので、腎臓専門医に相談することをお勧めします。
 私たちは、尿蛋白が陽性の患者様が外来に受診をされた場合、まず、詳しい尿検査と血液検査などで腎臓病の可能性があるかどうか判断します。次に、腎臓病が強く疑われ、1日の尿蛋白量が1g以上みられる患者様には、腎生検(→→→腎生検ってどんな検査?)で診断し、治療を行っています。

 

 

<尿潜血が陽性といわれた場合>
 血尿には見た目にも尿が赤ないし褐色になる肉眼的血尿と、見た目には普通の黄色ですが試験紙で尿潜血が陽性になる顕微鏡的血尿とがあります。
尿潜血が陽性といわれた場合、尿の通り道(腎臓、尿管、膀胱、尿道)の何処かの部位で血が混じったことを意味しています。血尿がみられる病気には、腎炎、結石、腫瘍などがあります。どの部位で血が混じったかを調べる必要がありますので、医療機関への受診をお勧めします。
 私たちは、肉眼的血尿がでた、あるいは尿潜血が陽性といわれた患者様が受診された場合、その原因を調べるため、詳しい尿検査や血液検査、画像検査などを行い、腎炎などの内科的な腎臓病か、腫瘍などの泌尿器科的疾患かを診断し、治療しています。

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