診療科

歯科口腔外科

医学系研究科講座へはこちら 「顎顔面外科学/咀嚼障害制御学」


再生医療やインプラントなど 先進医療も

歯科口腔外科疾患全般のほか再生医療などの先進医療に取り組んでいます。

診療科概要

 口腔顎顔面領域における疾患の診療 幅広い分野をカバー

<対象疾患>
 歯の欠損 歯槽骨萎縮・欠損
 口腔腫瘍(顎骨腫瘍、歯肉癌、舌癌、頬粘膜癌、口底癌など)
 口唇口蓋裂
 顎変形症(上顎後退症、下顎前突症、小下顎症、顔面非対称など)
 顎関節症
 嚢胞(顎骨嚢胞、粘液嚢胞、ガマ腫など)
 顎顔面領域の外傷(顎骨骨折、歯の脱臼など)
 埋伏歯
 全身管理を要する歯科治療
 周術期口腔機能管理
 その他(顎骨周囲炎などの重症感染等)

<特色>
 医学部歯科口腔外科の特徴を活かし全身から口腔をとらえ口腔腫瘍、口唇口蓋裂、顎変形症、顎関節症、インプラント(人工歯根)を柱に診療を展開しています。また「顎顔面再生科」を開設し、培養骨移植による骨再生医療などを提供しています。

<診療実績>
 
口腔インプラント関連手術: 16件
 顎変形症関連手術: 54件
 癌/前癌病変関連手術: 40件
 口唇裂・口蓋裂関連手術: 8件

<診療体制>
 初診受付は午前11時までです。再診は予約制です。

<先進医療>
 「骨髄由来間葉系細胞による顎骨再生療法」は厚生労働省に全国で唯一承認された先進医療です。先進医療のしくみが利用できます。

先進医療とは

先進医療B「骨髄由来間葉系細胞による顎骨再生療法」

「口腔外科詳細」

キーワード

再生医療 培養骨 インプラント治療 口腔癌 動注化学放射線療法 口唇口蓋裂 顎変形症 顎関節症

特記すべき治療内容

再生医療

 再生医療とは体外で育てた自分の細胞を使って組織を再生させる治療です。自分のからだの中にかくれている若い細胞をみちびきだせることから究極のアンチエイジング医療であるともとらえられます。まず自分のからだの中にある未分化な幹細胞をとりだします。その中から精鋭を選びだして増やします。それを目的とする組織をつくる細胞に分化させます。これを細胞の足場となるもの,組織をつくれと命令するものと一緒に自分のからだの中にもどします。あとはその細胞が組織をつくるのをみまもります。
※ この治療法は開発されたばかりであり,どなたにでも適用できる段階ではありません。また治療効果には個人差があり,費用や治療期間もさまざまです。担当歯科医師あるいは医師の説明を十分に理解された上で治療を受けていただきますようお願いいたします。

超選択的動注化学放射線療法による口腔癌治療

 愛知県がんセンターと共同で開発した集学的治療法の一つであり、進行した口腔癌に対して優れた治療成績をあげています。この方法は特殊なカテーテルを留置し化学療法と放射線治療を同時にするもので、病変部の薬剤濃度を高めた状態で放射線治療ができる利点があり、進行癌においても原発巣の手術回避が期待できます。また進行性の頸部リンパ節転移症例には温熱療法と放射線療法を併用し、生存率が向上しています。定期的に関連他科と頭頸部カンファレンスを開いており、口腔癌の包括的な診療体制が整備されています。

診療科長

日比 英晴