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診療科

歯科口腔外科

医学部研究科講座へはこちら 「顎顔面外科学/咀嚼障害制御学」


再生医療の研究やインプラント治療などの先端医療も

再生医療をはじめ先端医療の歯科臨床への応用に取り組んでいます。また、口腔外科疾患全般に対応しています。

診療科概要

口腔顎顔面領域における疾患の診療・研究・教育を基本としておりますが、再生医療をはじめ幅広い分野での高度な先端医療に取り組んでおります。

<対象疾患>
 歯槽骨萎縮・欠損
 口腔腫瘍(顎骨腫瘍、歯肉癌、舌癌、頬粘膜癌、口底癌など)
 口唇口蓋裂
 顎変形症(下顎前突症、小下顎症、顔面非対称など)
 顎関節症
 裹胞性疾患(顎骨裹胞、粘液裹胞、ガマ腫など)
 顎顔面領域の外傷(顎骨骨折、歯牙脱臼など)
 埋伏歯
 全身管理を要する歯科治療
 その他(顎骨周囲炎などの重症感染等)

<特色>
 歯科口腔外科では、総合大学医学部歯科口腔外科の特徴を生かした全身から見た口腔疾患の臨床として口腔腫瘍、口唇口蓋裂、顎変形症、顎関節症、インプラント(人工歯根)、オーラルメディスンを柱に種々の疾患治療を展開しております。
また、研究成果を基にベンチャー企業J-TEC、オステオジェネシスの設立、医学部に組織工学(J-TEC、日立メディコ)寄付講座の設立、その産学連携実績と研究業績により、医学部附属病院に遺伝子・再生医療センターが開設され、組織工学的先端技術を駆使した新しい歯科臨床の展開として、現在の歯科口腔外科外来の一部を「顎顔面再生科」外来として独立させ、骨髄幹細胞を用いた培養骨移植、培養骨膜移植の骨造成治療などを行ってきました。

<診療実績>
 培養骨移植術: 13件
 インプラント埋入術: 23件
 超選択的動注化学療法: 5件
 顎変形症手術: 27件

<診療体制>
 初診・再診とも平日は毎日診察しています。初診受付は午前11時までです。診察は基本的に予約制となっています。

<先進医療>
 先進医療として骨移植を要する歯槽骨萎縮症に対してインプラント義歯による治療を行っています。また骨髄幹細胞を用いた培養骨移植をはじめとする再生医療の研究を積極的に進めています。

口腔外科独自ホームページ

キーワード

再生医療 培養骨 インプラント治療 口腔癌 動注化学療法 口唇口蓋裂 顎変形症 顎関節症

特記すべき治療内容

再生医療

再生医療とは体外で育てた自分の細胞を使って組織を再生させる治療であり,従来の方法では不可能とされていた組織の欠損や萎縮に対処する新しい道を開きました。自分のからだの中にかくれている若い細胞をみちびきだせることから究極のアンチエイジング医療であるととらえることもできます。
骨や皮膚など対象とする組織はさまざまですが,基本的な概念は同じです。まず自分のからだの中にある未分化な幹細胞をとりだします。その中から精鋭を選びだして増やします。それを目的とする組織をつくる細胞に分化させます。これを細胞の足場となるもの,組織をつくれと命令するものと一緒に自分のからだの中の組織が不足する部分に移植をします。あとは移植された細胞が組織をつくるのをみまもるだけです。
 
※ この治療法は開発されたばかりであり,どなたにでも適用できる段階ではありません。また治療効果には個人差があり,費用や治療期間もさまざまです。担当歯科医師あるいは医師の説明を十分に理解された上で治療を受けていただきますようお願い致します。

超選択的動注化学放射線療法による口腔癌治療

愛知県がんセンターと共同で開発した超選択的動注化学療法を集学的治療の一つとして取り入れており、進行した口腔癌に対して優れた治療成績を挙げています。この方法は放射線治療との同時併用が連日行える事が特徴で、進行癌においても原発巣の手術の回避が期待できるもので、国内外より注目されています。また進行性の頸部リンパ節転移症例に対しては温熱療法と放射線療法を併用し、生存率の向上が得られています。定期的に頭頸部合同カンファレンスが開催されており、口腔癌の包括的な治療を実践しています。

科長の名前

上田 実 教授